出会い系サイトなどのサービスを探していくと、たまにツーショットダイヤルサービスという名前を見ることがあると思います。

何が出来て料金はどのくらいなのかなど、いろいろと疑問が湧いてきますよね。

今回は、ダイヤルQ2の内容も含めてツーショットダイヤルサービスをご紹介していきます。

ツーショットダイヤルサービスとは?


ツーショットダイヤルサービスとは、お金を支払って女性と2ショットで電話できるサービスのことです。

1989年にNTTがダイヤルQ2というサービスを開始しましたが、このサービスの進化版がツーショットダイヤルサービスです。

ダイヤルQ2は番組の利用料金を通話料金と一緒に回収するというシステムで、思わぬ高額な不正請求があったり、援助交際や淫行が横行して社会問題にまで発展した経緯から、1995年以降はさまざまな規制が設けられました。

その結果、2020年時点ではアダルト業者にとってダイヤルQ2はコストがかかるだけで需要を見込めないシステムとなり、ほとんど見かけることはない状況となっています。

今は、利用料金をクレジットカードや銀行振込などから課金させるポイントシステムがスタンダードで、これが現代のツーショットダイヤルサービスです。

サービス自体は昔から存在して内容も変わりませんが、支払方法のシステムがダイヤルQ2ではなくなったというのがツーショットダイヤルサービスの歴史です。

ツーショットダイヤルサービスはどんなサービス?

ツーショットダイヤルサービスは、あくまでも電話をかけて番組を楽しむというサービスなので、Webに接続して視聴できるライブチャット等とは区別されます。

このあたりはサービスを利用するときに電話をかけるかどうかで簡単に判別できます。

ツーショットダイヤルサービスの主な業者を見てみましょう。

主なサービスの料金

 

サービス名料金
すっぴん・電話をかける:0.7PT/15秒
・電話を受ける:0.7PT/15秒
・音声メッセージ再生と返信:0.5PT/15秒
・音声メッセージを送る:0.5PT/15秒
・PRボイスの再生:0.5PT
(フリーダイヤルプラン、1PT=100円)
エクスタシー・ツーショット:16PT/1分
・プロフィール再生:11PT/1分
・プロフィール再生通話:23PT/1分
・伝言録音:11PT/1分
・伝言再生:11PT/1分
・バレンタインショット録音:11PT/1分
・バレンタインショット会話:23PT/1分
(TEL-H専用伝言&ツーショット、1PT=10円)
イエローキャット・ツーショット:2.5円/1秒


いずれもサービスを利用するための電話番号が用意されており、そこに電話をかけることで利用できます。

ツーショットダイヤルサービスの相場は、1秒あたり2~5円、1分あたり150円~250円あたりが相場です。

 すっぴん:1秒4.6666円→1分276円
 エクスタシー:1秒2.6666円→1分160円
 イエローキャット:1秒2.5円→1分150円

料金システムは通話時間に応じてポイントが消費されるようになっており、これがツーショットダイヤルサービスの特徴です。

ダイヤルQ2時代は、この利用料金が通話料金に加算されるという回収方法だったわけです。

ツーショットダイヤルのメリットとデメリット

ツーショットダイヤルサービスを利用したことがない人にとっては、基本的に何ができるサービスなのかイメージを持ちずらいと思います。

メリットとデメリットからどんなサービスなのかを見ていきましょう。

メリット

ツーショットダイヤルサービスの利用目的は「声で抜く」か「デート相手を探す」の主に2つです。

 女性の声を楽しめる
 テレフォンセックスできる
 デートできる女性を探せる
 セフレを探せる

テレセ(テレホンセックス)を売りにしている業者はたくさんあるので、女性と電話エッチしたい男性にとってはうれしいサービスです。

また、業者によってはテレクラ(デート相手を探すサービス)と変わらないので、相手次第では出会い系サイトを利用するよりも早くデート相手が見つかることもあります。

デメリット

デメリットは「通話料がかかる」と「詐欺」に注意しておきましょう。

 サービスが音声通話のみ
 サービス料金とは別に通話料がかかる
 少なからず詐欺もある
 業者によってはポイントが切れても通話が継続され、後払いから料金を支払う必要がある

まず、ツーショットダイヤルサービスは通話で提供されるサービスなので、通話料がサービス料金とは別で必要となります。

とくに日頃から電話をかけることが少ないかたは電話の契約プランが通話料を重視した内容ではないことがあるため、その場合はツーショットダイヤルサービスの利用料金よりも通話料のほうが高くなるケースがあるかもしれませんね。

また、ツーショットダイヤルサービスは利用料金を後払いするシステムもあるため、身に覚えのない架空請求がきたという報告も散見されます。

基本的にポイントがなくなった時点でサービスを利用できないシステムなら起こらない詐欺なので、後払いができるツーショットダイヤルサービスを利用するときは注意しておきたいですね。

そのほか、詐欺に関してはさまざまなケースがあり得ますが、以下のリンクを参考にしながら強気の姿勢で対応するのがおすすめです。

債権回収詐欺・ツーショットダイヤル詐欺:http://www002.upp.so-net.ne.jp/dalk/higai32-1.html

どんな人におすすめ?


ツーショットダイヤルサービスは女性と音声通話することが好きな男性におすすめです。

電話で会話しなくてもいいなら出会い系サイトでメル友を作って、仲良くなってからのワンチャンデートという手があります。

女性のエッチな配信を見るのが好きなら利用料金もツーショットダイヤルサービスと相場が変わらないため、ライブチャットのほうが向いています。

スマホのアダルトサービスはいろんな種類がありますが、ツーショットダイヤルサービスは「音声通話」に特化しているため、極端に好みがわかれるでしょう。

まとめ

ダイヤルQ2時代は、今のようにネットが身近にあるわけでもなかったことから、ツーショットダイヤルサービスの人気はすごかったようです。

しかし、今はネットでいろんなサービスを選べるため、同じようなジャンルの中でも飛びぬけてツーショットダイヤルサービスが人気というわけではありません。

なかなか人気が伸びない大きな理由は、やっぱり今の時代において音声通話のみにしては料金が割高に感じる点が影響していそうです。

今後、現状の相場の半額以下になる、あるいは即デート実現100%などの目を引く斬新なサービスが登場するなど、何かしらの変化があればツーショットダイヤルサービスは過去の栄光を取り戻せるかもしれません。